スポーツの魅力をたっぷりと♪

ゲートボールはお年寄りだけじゃない

朝早くから老人達が、大きめの公園のような広場に集まってプレイするイメージがするのが「ゲートボール」ですが、老人がするスポーツというイメージがあまりにも強くなってしまっていますが、元々は太平洋戦争の後で物資不足の日本で、子ども達が遊び道具がないという中でなにか子ども達が楽しめるもの、そして子ども達が不良にならずに外で楽しくスポーツをしてもらいたい。という趣旨で考案された遊びだったんです。

すっかりゲートボールは余暇のあるお年寄りが集まって、チームで競い合っているイメージになってしまったのを払拭しようと、「ゲートボール」という呼び方ではなくて2人制と3人制の競技に限定してですが「リレーション」に改名して競技が行われています。

腕を磨いて出直せ!

ゲートボールはお年寄りが集まって、ホノボノと楽しむようなスポーツのイメージがあります。お年寄りがお菓子とかジュースなどを持ち寄りながら集まって、ゲートボールをして。プレイを待っている間に、おしゃべりをして・・という、余暇を楽しむ高齢者のスポーツと思ってしまいますが、実はなにげにストレスがたまるようでプレイをするメンバーとの連携もとっても大事ななスポーツです。

それに加えてチーム戦ということもあって、チームのメンバーとの連携が上手くいかないと、対戦相手に徹底的にそして一方的にやられてしまうという点もあるので、かなりストレスたまるようです。

邪魔するのが基本

ゲートボールの競技としての試合運びが、そもそもイライラする要因のひとつのような気もします。スポーツで多く観られるのが、「どれだけ得点するか?!」という点が多い中で、ゲートボールの試合運びは「どれだけ相手に邪魔をするか」というのが勝つうえでの重要な試合運びになるからです。

そして体力が大事な競技ではないという点が、筋力に自信がない小学生や高齢者でも戦略次第でいくらでも大人に勝つことができるという点があります。体力や筋力にモノを言わせるスポーツではありません。但しボールを自在にある程度思ったように打てるような技量が必要になります。

ゲートボールでは、味方のボールは助けるように打たなくてはいけませんし、相手のボールは徹底的に邪魔するように打ったり、また外に出したりというように嫌がらせ的に邪魔をしなくては勝つことができないからです。自分のボールが相手から外に出されたら、いらっとします。しっかり打てた!と思ったら、地面のデコボコでえーー!そっちへ行ってしまうの・・というような時もあるというアクシデント的な要素もあります。

監督が戦略を立ててメンバーに指示を出しますが、監督の戦略がまた囲碁や将棋と同じようにある程度先の手を読んだうえで、ゲームを組み立ててメンバーに指示を出していきます。監督の出した指示通りに打つのはもちろん大事ですが、監督の戦略があまいと徹底的に相手にやりこまれてしまうので、それはイライラもたまります。

ゲートボールを心から楽しんでプレイできるには、「戦略」と「人間力」が必要になる気がします。戦略という点では、とてもカーリングと似ているスポーツですが最近はゲートボールを楽しむ人口そのものが減ってきているのが気になるところですが、世界ゲートボール選手権大会が1986年から開催されるようになっていて、1990年までは毎年行われていましたが1990年以降からはオリンピックのように4年に1回で世界選手権大会が開催されています。『世界』とついているように、直近行われた2014年の第11回大会には、合計90チームで20の国が世界ゲートボール選手権大会に出場しています。